新たな医薬品を送り出す 陰のヒーローを目指して

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プライマリ―領域事業部 新卒入社 R.Kさん

さまざまな領域の知識に 触れることが楽しい 

来日して5年目になりますが、昔から日本の文化やアニメに興味があり、日本に行きたくて、独学で日本語を学んでいたこともあり、母国である中国の大学で薬学を学び、日本の大学院へ留学のため来日しました。 

就職活動をする中で、一つの領域を集中的に極める仕事ももちろん大切ですが、好奇心旺盛な性格である私は、いろんなことを学びたい!経験したい!と、さまざまな領域を勉強したり、経験することができるCRA職に自分は向いていると感じ、大学院を修了後、リニカルに2022年新卒として入社をしました。

リニカルに入社を決めたのは、日本発のCROであることに加え、少数精鋭のため、活躍するチャンスが巡ってきやすいのではないかと考えたからです。インターンシップでCRAの普段の業務を実際に体験したり、グループディスカッションで発表したりと、内容がとても充実していたことも印象に残っています。 

入社してからは、半年間の研修やOJTがあり、基礎をしっかりと身に着けてからCRAとして活躍することができます。また、先輩社員からの学びだけでなく、研修等で専門家に学べる機会が多いのも魅力の一つです。入社2年目の今では、日々新しい領域の勉強を楽しんでいます。充実している社内勉強会をフル活用し、勉強できるものはしつくして、自分が今専門としている中枢神経系以外にもさまざまな知識を身につけたいです。

担当施設の先生やスタッフと  また、プロジェクトチームメンバーと 絆を深め、治験を成功に導く  

現在、CRAとして9施設を担当しています。いつも考えているのは、担当施設のスタッフの方々と、どうしたら絆を深めることができるか。具体的に言うとこの方々たちとの間の距離をどこまで縮められるかということです。 

治験を成功に導くために欠かせないことの一つは、治験の協力者、データをまとめてくれる方、看護師さんなど、治験に関連する方々との絆だと考えています。例えば、これらの方々とのやり取りの手段として、電話・メール・SNS等どちらがいいのか、またいつご連絡していいのかなど、相手の方々への負担が重くならないように、気配り心配りをかけることも大事だと考えています。相手の方々に対し自分なりに配慮する中で、その結果相互間で絆を深めることができ、自分が思うやり取りができた瞬間は、仕事が面白いと感じますね。 

担当施設の方々、先生、クライアント様なども参加するInvestigator Meetingが特に重要です。いろいろな人と会って人間関係を深めるほか、進捗を共有したり、計画書のリフレッシュや情報交換をしたりします。 

治験を成功に導くためには、チームワークが大切。リニカルでは業務においてオンオフの切り替えが上手な方が多く、仕事では情報共有・相談・意見の交換を活発に行う一方で、終業後には同期やプロジェクトの先輩・上司と食事に行ったりするほど仲が良く、仕事以外の場でも頻繁にコミュニケーションをとっています。このように、プロジェクト内で頻繁にコミュニケーションをとっていることで、おのずとよいチームワーク=絆が出来上がっています。
 

ITの知識や語学力を生かし 仕事の幅を広げたい  

CRAは、論文に名前は載らないものの、医薬品が世に出るまでに大きな役割を果たす、「陰のヒーロー」。私は、この仕事にとてもやりがいを感じています。いつか、私が開発した医薬品が世に出たら、周囲の人に自慢したいです。 

今後、私は治験届関係の仕事を兼務することになりました。1~2年前くらいから独学で勉強しているITやプログラミング関係の知識を生かし、自動化で仕事を楽にしたいと考えています。将来はキャリアアップしてマネジメントの仕事にも就くのが夢です。さらに現場経験を積んで、海外でも活躍することが今の目標です。 

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