新たな医薬品の開発支援が 何千何万の患者様の助けになる

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がん領域事業部 新卒入社 C.Tさん

幅広い領域の知識を持ち、より多くの患者様の役に立つ医薬品を 

薬剤師を目指して薬科大学に入学し、授業でCROという業種を知り興味を持ちました。製薬会社にはそれぞれ得意な領域があり、入社後はその分野の研究・開発に集中しなければならないイメージがあったため、幅広い領域で承認に近い段階の医薬品を扱うことのできるCROに大きな魅力を感じました。新薬の開発に携わることで何千何万の患者さんの、よりよい生活につなげられると考えました。 

大学時代の実習で大病院の血液内科で経験したこともCROを目指す大きなきっかけとなりました。特に血液がんの分野で投薬条件や副作用の関係で既存の医薬品が使えず満足な治療を受けられない患者目の当たりにしました。現在では2人に1人ががんになると言われているこの時代に医薬品が適用できないケースもあり、十分に治療ができない患者は私の想像以上に多いかもしれないと思いました。この時の思いをもとにがん領域で働くことを希望し、リニカル入社しました。

治験で病状が良くなったデータを見るのが何よりの喜び   

治験を実施するまでの準備は大変でかつ重要です。治験を実施する前に実施施設の治験審査委員会で承認を得る必要があるのですが、施設によって異なる書類を提出したり、事前審査を行い治験実施の承認条件を満たす必要があり、これらを治験審査委員会のスケジュールに間に合わせなければなりません。 

治験実施に際しては、治験実施計画書を見て、治験薬を投与する順序や時期、回数なども間違いのないように確認します。治験を円滑に進めるため、かつ被験者様に健康被害を及ぼさないために、間違いは許されません。特にがん領域では病状の重い患者さんが多いため、かなり気を遣います。 

そんな中、CRAとしての仕事のやりがいは、何と言っても患者様の病状が良くなっていることを一番に見られることです。患者様のことは検査データやカルテでしか分かりません。しかし、そのCT画像や数値を見て明らかに腫瘍が小さくなっていたり、病状が快方に向かっていることが分かるととても感動します。患者様に治験薬を使っていただくまでの過程は大変なのですが、自身がやってきた仕事が少しでも患者様のお役に立てた、そして自身がやってきたことが報われたと感じます。  

温かい人間関係の中で、希望の仕事にまい進できる   

就職活動中、リニカルの先輩社員と接して感じたのは何と言っても人の温かさです。入社前のインターンシップはレベルが高く、自身でワークをこなすのが大変でしたが、その際リニカルの先輩社員は、一人ひとりにきめ細かく優しくフィードバックをしてくださり、入社後の業務を具体的にイメージできるとても充実したインターシップでした。 

入社後も先輩や上司と距離が近く、困りごとを気軽に相談したり、困難な業務を自然と助け合いながら達成していく社風の会社だと感じています。社長や副社長が積極的に新人社員や他社員を食事に誘ってくださる風土もあります。 

上司との面談も頻繁に行われるため、その面談で立ち上げから試験に携わりたいことを伝えたところ、念願かなって、現在の試験は立ち上げから担当しています。 

今まで先輩や上司が本当に優しく接してくれたり、業務の上でフォローもしてくださっているので、いつか自分自身も後輩に同じことをしたいと考えています。 

また、CRAとしてのスキルも磨きつつ、日本発のグローバルCROで勤務していることをチャンスととらえ、英語を使った仕事にもさらに挑戦したいと思います。 

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